バレエの表現力を高める上半身のしなやかさを出す方法 | バレエ整体ストレッチ
バレエの表現力を上達させるには上半身のしなやかさが必要不可欠です。
某テレビ番組でバレエ指導の魔術師としてスイスで活躍する日本のバレエ講師の特集をしておりましたが、そのバレエ講師は腕や指先の動きをミリ単位で指導をしておりました。
その指導の効果の高さからバレエダンサーだけでなく、フィギュアスケーターも指導を受け、表現力の点数も向上しておりました。
腕をしなやかに、かつ大きく動かすには肩甲骨の可動域が必要になります。
では、肩甲骨の可動域を広げるにはどうすればいいのでしょうか。
日常生活の身体の動きを分析すると、肩甲骨の可動域を狭くさせる習慣に溢れています。
家事や学業・食事・仕事・スマホ・ゲームなどのの腕を前に出して行う手作業は全て肩甲骨の可動域を狭くさせる習慣です。
腕を前に出し続けると上半身の前面と側面の筋肉が使われ続け、上半身の前面と側面の筋肉(特に胸筋・三角筋前部・前鋸筋)は硬くなります。
それらの筋肉が硬くなると肩甲骨は次第に外側に逃げ猫背の状態になってしまい、肩は前に出てしまいます。
肩甲骨は内側で安定していると可動範囲が広がりますが、外側に逃げると逆に狭くなってしまいます。
すると肩甲骨からのしなやかな動きは出来なくなり、表現力は一向に向上しません。
また、肩が前に出る事により腕が上がりにくくなり、その状態でアンオーをすると腕が上がりにくい分、肩や僧帽筋がが上がって緊張し力が抜けない動きになり、表現力からは遠ざかってしまいます。
腕を前に出す習慣は避けられないものですので、腕を前に出した時に硬くなってしまう胸筋や三角筋前部(肩の前の筋肉)や前鋸筋(脇周辺の筋肉)をストレッチで伸ばす習慣をつけてあげれば、肩甲骨の可動域は広がり、表現力の向上に繋がり、それがバレエの上達に繋がります。
また腕や肩甲骨・腕・手の細かな動きは、理想のバレエダンサーの動画を参考にして上半身の細かな動きを何度も繰り返し真似て近づけていくことも大切です。
コニママ・ストレッチでは、肩甲骨や肩・腕の可動域を広げる施術も行なっており、バレエの表現力の向上に繋がるサポートも行なっております。
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